NY原油時間外:一段安、85ドル割れ-ギリシャ問題背景のドル高嫌気

ニューヨークの原油先物相場は16 日の時間外取引で一段安。米国の景気回復ペースが鈍化しているとの 懸念に加えて、ドル高で商品投資の魅力が薄れた。

原油価格は1バレル=85ドルを割り込んだ。ギリシャの財政赤字 抑制が難航するとの見方から、ドルが対ユーロで上昇した。10日終了 週の米国の新規失業保険申請件数が2カ月ぶりの高水準となったほか、 3月の鉱工業生産指数も0.1%の上昇にとどまり、アナリスト予想に 届かなかった。

エネルギーコンサルタント会社パービン・アンド・ガーツのシニ アプリンシパル、ビクター・シャム氏(シンガポール在勤)は「短期 的には80ドル台半ば前後が若干の支持線となりそうだが、需給要因で はこの水準を維持できない。今日の相場はユーロに対するドルの上昇 に反応した。ギリシャ問題が値動きを大きくしている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は一時、 85セント(1%)安の84.66ドルを付けた。シンガポール時間午後1 時45分(日本時間同2時45分)現在、84.93ドルで推移している。 前日の通常取引は33セント安の85.51ドルで引けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE