タカタ株反発、自動車市場回復で恩恵-モルガンSは目標株価上げる

自動車のエアバックやシートベル トを製造するタカタ株が一時、前日比6.1%高の2429円と急反発。北 米自動車市場の回復の恩恵を享受できる銘柄、との評価が広がり、3 月3日(8.1%)以来、約1カ月半ぶりの日中上昇率を記録した。

モルガン・スタンレー証券は15日付で、タカタ株の目標株価を 2000円から2250円に引き上げた。垣内真司アナリストは投資家向け メモで、投資判断は「イコールウエート」を継続したが、「決算シーズ ンでは短期的な投資妙味」があるとの認識を示した。

垣内氏は、「売上高の40%弱を占める北米自動車市場の回復の恩 恵が大きい」と指摘している。ブルームバーグ・データによると、3 月の米国の乗用車・ライトトラック販売台数は前年同月比24%増と大 幅に回復。販売台数は季節調整済み、年率換算で1180万台だった。さ らに同氏は、欧州でのリストラ効果も業績拡大につながると見ている。

モルガンS証ではこうした分析を踏まえ、タカタの連結業績に関 する見解を上方修正した。本業のもうけを示す営業利益については、 すでに終わった10年3月期を120億円から160億円に、11年3月期 は215億円から248億円に増額。10年3月期の会社側計画値は、140 億円となっている。

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