国交相:外務省と資金支援検討へ-ベトナム高速鉄道で日本方式採用

ベトナム政府が高速鉄道計画で日 本の新幹線方式の採用を決めたとする一部報道について、前原誠司国 土交通相は16日の閣議後の会見で「計画が閣議決定されると同時に資 金調達のメドがつかないと具体的には前に進まない」と述べ、日本と して外務省と連携しながら政府開発援助(ODA)活用などの資金支 援策を検討すると語った。

前原国交相はベトナム新幹線の案件で、岡田克也外相とODA活 用について、すでに協議していることを明らかにした。その上で、「今 後も外務省と連携してベトナムが日本方式を採用していただけるよう に働きかけを強めていくつもりだ」と強調した。

報道について、前原国交相は「現時点においてベトナム政府によ る投資計画書の閣議決定は正式に公表はされていない」と述べ、「また 計画書に日本の新幹線方式と明記されているかどうかの事実は確認で きていない」と語った。一方、「このような報道がなされることは期待 を高めることになり結構なこと」とも評価した。

ベトナム政府が南北高速鉄道の最終計画書を閣議決定したことが 14日明らかになったと、15日付の日本経済新聞朝刊が報じた。計画で は日本の新幹線方式を採用する方針を明記しており、総事業費は約5 兆2000億円で、5月の国会で正式に承認される見通しだという。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE