JPモルガンのバンカー、ロシアのM&A助言会社ゼノンに移籍へ

ロシアのエネルギー業界の合併・ 買収(M&A)について国営企業に助言するため設立された投資会社、 ゼノン・キャピタル・パートナーズは、米JPモルガン・チェースか らバンカー2人を採用する計画だ。

モスクワに本拠を置くゼノンからの電子メールによると、スタ ン・ソン氏とハミド・ガイボフ氏は先週JPモルガンを退社し、ゼノ ンに入社する見通しだ。両氏が在籍していたJPモルガンのエネルギ ー業界のM&Aチームからはすでに3人がゼノンに移籍しているとい う。JPモルガンの広報担当者はコメントを控えた。

ロシア経済が過去最悪の下降局面から回復しているのを受け、モ スクワ在勤のバンカーに対する争奪戦が過熱化している。クレディ・ スイスは先月、ドイツ銀行出身の3人を含む債券のスペシャリストを 5人採用した。ルネサンス・キャピタルは新興国通貨チームの責任者 として、クレディ・スイスのニコライ・ユコビッチ氏を採用した。

ゼノンは昨年、ロシアのセチン副首相に助言するため、JPモル ガンのロシアの投資銀行部門で責任者を務めた経験のあるナタリア・ ツカノワ氏によって設立された。セチン副首相はロシア最大の石油会 社ロスネフチの会長も務めている。

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