世界の環境関連企業:IPOで9000億円調達目指す-株価反発追い風

大恐慌以降で最大の株価反発を背 景に、中国や米カリフォルニア州など世界各地で環境関連企業の新規株 式公開(IPO)が加速している。

電気自動車メーカーのテスラ・モーターズ、米グリーンエネルギー 生産のアメレスコ、スペインのTソーラー・グローバルが相次ぎIPO 計画を発表したほか、今後も追随する動きが続きそうだ。

イタリアの電力会社エネルのルイジ・フェラリス最高財務責任者 (CFO)は「環境関連のIPOに新たに関心が高まっている」と述べ た。同社は2010年末までに、再生可能エネルギー関連の子会社エネ ル・グリーン・パワーの株式の一部売却を計画している。

ブルームバーグ・ビジネスウィーク4月26日号によると、欧州で のIPOは07年以降で最も活発になりそうだ。ブルームバーグ・ニュ ーエナジー・ファイナンスによると、世界の環境関連企業はIPOを通 じて総額96億ドル(約9000億円)の調達を計画しており、09年の3 倍以上に達しそうだ。

MSCI世界株式指数は09年3月以降の上昇率が80%に達した。 08年は42%下落で、過去最大の落ち込みだった。

エマージング・エナジーリサーチ(米マサチューセッツ州ケンブリ ッジ)の調査ディレクター、アレックス・クライン氏は、風力や太陽光 発電施設の建設など再生可能エネルギープロジェクトへの関心が最も高 いと指摘した。省エネ、水管理事業への投資意欲も強まっている。

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