3月の米住宅着工件数は増加か、優遇税制終了前の需要増で-BN調査

【記者:Courtney Schlisserman】

4月16日(ブルームバーグ):米商務省が16日発表する3月の 住宅着工件数は増加したもようだ。住宅購入者向けの税制優遇措置が 4月末に期限を迎えるための駆け込み需要と、大雪に見舞われた2月 の天候が回復したことが寄与したとエコノミストらは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、3月の住宅着工 件数(年率換算)は61万戸(74社の予想中央値)に増加したと見込 まれる。2月は57万5000戸だった。同日発表される4月のロイタ ー・ミシガン大学消費者マインド指数は2年ぶりの高水準に上昇した もようだ。

オバマ政権の税制優遇措置で、住宅購入者は最大8000ドルの税 が還付される。この適用を受けるためには、6月末までに購入手続き を終了する必要がある。この措置が今後数カ月間、住宅需要を下支え する可能性がある。一方、失業率は26年ぶりの高水準付近にとどま っており、住宅業界にとって依然、障害となっている。同業界は中古 住宅の価格を押し下げている差し押さえ件数増加への対応に力を入れ ている。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのシニアエコノミスト、 アーロン・スミス氏は「住宅が米経済の中で遅れている分野であるの は確かだ」とした上で、税優遇措置で住宅販売は「若干、良好に見え るが、より大きな問題は同措置の打ち切り後に何が起こるのかだ」と 語った。

住宅着工件数の発表時間は午前8時半(ワシントン時間)。ブルー ムバーグ調査の予想レンジは58万-65万戸。

3月の建設許可件数は62万5000戸(50社の予想中央値)に減 少したもようだ。2月は63万7000戸だった。住宅着工件数が今後 数カ月間、さほど増加しそうにはないことを示唆している。

午前9時55分には4月のロイター・ミシガン大学消費者マイン ド指数(速報値)が公表される。68社の予想中央値では75と、2008 年1月以来の高水準に上昇したとみられる。

-- With assistance from John Gittelsohn in New York. Editors: Carlos Torres, Vince Golle

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 重松 典子 Noriko Shigematsu +81-3-3201-3986 nshigematsu@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Courtney Schlisserman in Washington +1-202-624-1943 or cschlisserma@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Christopher Wellisz at +1-202-624-1862 or cwellisz@bloomberg.net

Index news: NHSPSTOT <Index> CN NHSPATOT <Index> CN

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE