米企業の社債保証コスト、3カ月ぶり低水準-製造業統計を好感

【記者:Shannon D. Harrington】

4月15日(ブルームバーグ): 15日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが3カ月ぶり の低水準となった。3月の製造業生産が増加し、4月に入って生産活 動が一段と拡大していることが統計で示された。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)のスプレ ッドはニューヨーク時間午後3時50分(日本時間16日午前4時50 分)現在、0.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の約82.17 bp。スプレッド低下は通常、投資家心理の改善を示す。

同指数は6営業日連続で低下し、1月14日以来の低水準で取引さ れている。景気が引き続き回復していることが製造業関連の統計で示 される一方、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者らは、低金利政 策を変更するほど十分に景気回復が進んでいないとの見方を示唆して いる。ゼロに近い短期市場金利に促される形で、投資家はこの1年間、 膨大な資金を債券ファンドに投じ、信用市場の改善に弾みがついた。

個別銘柄では、米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)やシティ グループ、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメック ス)の社債保証コストが低下した。6大カード発行会社中5社で先月、 クレジットカード返済の延滞率が低下したことが手掛かりとなった。

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