ギリシャ救済:ユーロ圏諸国に「優先弁済権」認めず-オランダ財務省

オランダ財務省は、欧州連合(E U)のユーロ圏16カ国が合意した最大300億ユーロ(約3兆8000 億円)規模のギリシャ救済策について、債権者の一部が優先的に返 済を受けるいわゆる優先弁済権を認めていないと語った。既存の債 権者がこれを了承しないためと説明している。

財務省のニールス・レデカー報道官は15日の電話取材で、「既 存の債権者が決して他の債権者に劣後しないことを保障する条項が、 ほぼすべてのユーロ圏諸国の融資契約に含まれている」と語った。

同報道官によれば、今月11日に合意したユーロ圏による支援策 を策定する過程で優先弁済権を認めることが検討されたが、法的根 拠を踏まえ却下された。ユーロ圏と協調して150億ユーロを融資す る国際通貨基金(IMF)は優先弁済権を持つという。

レデカー報道官は「融資回収の最善の保証は、政策改善に向け た厳しい条件を持たせることと、これを欧州委員会と欧州中央銀行 (ECB)、IMFの3者が監視すること、そして複数回に分けて融 資することだ」と述べた。

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