中国海洋石油とシノケム:スタトイル所有のブラジル油田取得へ

沖合石油探査で中国最大手、中国 海洋石油(Cnooc)と中国最大の化学製品商社、中国中化集団公 司(シノケム)は、ノルウェーの石油会社スタトイルが所有するブラ ジル油田の持ち分40%を取得するため、それぞれ最大30億ドル(約 2800億円)を提示する可能性がある。事情に詳しい関係者2人が明ら かにした。

本件が部外秘であることから匿名を条件に語った関係者によると、 ブラジル沖合にあるペレグリノ油田の取得価格は25億-30億ドルに 上る可能性がある。スタトイルは出資先候補に対し、14日までに買収 額を提示するように要請したという。

スタトイルのエルダー・サエトル最高財務責任者(CFO)は昨 年11月、ペレグリノ油田の持ち分を引き下げてリスクを低減し、ほか のプロジェクト開発への資金充当を検討していると明らかにした。世 界40カ国で事業を展開するスタトイルは、2008年3月にアナダル コ・ペトロリアムから同油田の残り50%の持ち分を取得し、経営権を 掌握した。

カーネギーのアナリスト、ジョン・オライセン氏(オスロ在勤) はペレグリノ油田の持ち分40%を30億ドルとすれば、油田全体の価 値は75億ドルになるとし、「この額は当社の評価を20%上回っている」 と語った。

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