全日空社長:さらに羽田国際線の容量拡大を-ビジネスチャンス期待

全日本空輸の伊東信一郎社長は15 日の定例会見で、羽田空港の発着枠増分の大部分が国際線に割り当て られる方針に関し、「そんなに多くはないのではないか」と述べた。そ の上で、「もっとあってもよい」と語り、国際線の一段の容量拡大に期 待を表明した。

国土交通省の成長戦略会議は13日、羽田空港の24時間国際拠点 化を推進するため、国際線枠を9万回(1日120便)規模拡大する方 針を発表した。

伊東社長は「何万回が良いと具体的な数字は言えない」と述べな がらも、「ここで止まるとすれば本当の意味で羽田の国際化がどこまで 成就できるのか」と指摘。成田国際空港との関係にも配慮しながらも、 羽田の国際線容量をさらに拡大してほしいとの考えを示した。

羽田国際線枠の9万回増の内訳は昼間6万回、深夜早朝3万回と する方針。現時点で航空会社への割り当て数は未定。国交省は今後も 首都圏空港枠の一段の増枠に取り組む方針だ。

伊東社長は首都圏空港の容量拡大について「最大のビジネスチャ ンスを迎える」と強調。2010年度については「航空自由化を本格的に 迎える重要な節目になる年」と述べ、2年連続の赤字見込みから黒字 に転換させるとの決意をあらためて表明した。

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