ブルックリンの住宅販売、1-3月期は急増-値下がりで需要増

ニューヨークのブルックリンの住 宅販売は2010年1-3月(第1四半期)に前年同期比57%増加した。 2年余りにわたって値下がりが続いたのを受けて、買い手が購入に動 き出した。

不動産鑑定会社ミラー・サミュエルとブローカーのプルデンシャ ル・ダグラス・エリマン・リアル・エステートが15日発表したリポー トによると、ニューヨーク市内で最も人口が多いブルックリン地区の 分譲マンションや共同住宅、タウンハウス、一戸建て住宅の販売件数 は1861件と、前年同期の1186件から急増。販売価格(中央値)は1.8% 低下の46万6000ドル(約4350万円)で、10四半期連続で下がった。

米州で18万4000人余りの金融機関関連雇用が喪失した信用危機 の影響がニューヨーク市に波及したことから、ブルックリンの不動産 価格は07年のピークから14%低下した。ミラー・サミュエルのジョ ナサン・ミラー社長は1-3月期の販売動向について、売却までの期 間が短くなったほか、売却提示価格の値引き幅も縮小し、買い手の希 望に沿った価格帯の物件は売れる公算の大きいことが示されたと指摘 した。

ミラー社長は「買い手の心理は明確に変わってきており、売り手 側との直接交渉を検討する買い手は1年前よりも減っている」と語っ た。

ミラー・サミュエルとルデンシャルによれば、ニューヨーク市で 人口が2番目に多いクイーンズ地区での住宅販売件数は73%増の 3113件。価格中央値は12%低下の34万5000ドルだった。

住宅ローン金利の上昇見通しや住宅取得の税優遇措置が月末で期 限切れとなることも駆け込み需要に一部つながったとミラー社長は指 摘している。

-- Editors: Kara Wetzel, Sharon L. Lynch

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 若林 有紀 Yuki Wakabayashi +81-3-3201-2263 Ywakabayash1@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Oshrat Carmiel in New York at +1-212-617-3317 or ocarmiel1@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Kara Wetzel at +1-212-617-5735 or kwetzel@bloomberg.net

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