1-3月の米住宅差し押さえ、前年比16%増-リアルティトラック

米民間調査会社リアルティトラッ クによると、今年1-3月(第1四半期)の住宅差し押さえ手続き開 始件数は前年同期比16%増加した。住宅ローン延滞者への対応を強化 したことから、銀行の差し押さえは過去最高に達した。

同社の15日の発表によると、デフォルト(債務不履行)ないし 競売の通告、差し押さえの実行を合計した手続き開始件数は93万 2234件だった。これは138世帯に1件の割合に相当する。3月の差 し押さえ件数は8%増加し、同社が統計の公表を開始した2005年1 月以来で最高水準に達した。1-3月の銀行による担保差し押さえは 25万7944件に増加した。

リアルティトラックのマーケティング担当執行副社長、リック・ シャーガ氏は電話取材に応じ、「銀行はついに処理を進めている」とし た上で、「差し押さえ手続きに入ったものの実行が遅れていた物件の整 理が起きている」と指摘した。

失業と、物件の価値が住宅ローン残高を下回る「アンダーウォー ター」状態の住宅所有者が差し押さえ件数の増加につながっている。 不動産関連データを提供する米ジロー・ドット・コムによると、09 年10-12月(第4四半期)に抵当住宅の2割強がアンダーウォータ ー状態にあった。

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