米BOA1-3月期、投資銀行業務など支えに黒字回復も-16日発表

総資産で米銀最大手バンク・オ ブ・アメリカ(BOA)が16日発表する2010年1-3月(第1 四半期)決算では、投資銀行やブローカレッジ部門の利益が、2四 半期連続で赤字に陥っていた同行の黒字回復に寄与したもようだ。

ブルームバーグが集計したアナリスト20人の予想平均による と、クレジットカードの支払い延滞減少に支えられ、調整後利益は 12億ドル(1株当たり10セント)となる見込み。前期は1億 9400万ドルの赤字、前年同期は42億ドルの黒字だった。

ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は09年1 月のメリルリンチ買収で取得した事業を通じて、BOAの住宅ロー ンやクレジットカード部門の損失の影響を緩和している。BOAは 香港やロンドン、シンガポールで12人余りのコーポレート・バン カーを採用し、新興市場国でも従業員を増やすことで、米国外での 事業成長を推進していると表明している。

ポーテールス・パートナーズのアナリスト、チャールズ・ピー ボディ氏は13日のブルームバーグテレビジョンとのインタビュー で、メリルリンチの強みは商品や国際業務だと指摘。また、BOA の資本市場業務にとって「3月は素晴らしい月だった」とし、投資 家の期待を高めたとの見方を示した。

BOAの株価は14日、メリル買収以来の高値を付けた。同業 のJPモルガンが発表した1-3月期決算は、債券トレーディング が好調だったほか、信用損失に対する引き当て負担が減少し、利益 はアナリスト予想を上回った。

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