米トウモロコシ先物相場:3週間ぶり高値-中国が輸入拡大との観測

シカゴ商品取引所(CBOT)の トウモロコシ相場は3週間ぶりの高値に上昇した。世界2位の生産・消 費国である中国が、国内価格を抑制するため輸入を拡大するとの観測が 高まったことが要因。中国のトウモロコシ価格は先週、1年8カ月ぶり の高値に達した。

中国の国有市場調査センター(北京)によると、米国産トウモロコ シが国内産よりも1トン当たり約200元(約2700円)割安となったこ とから中国の穀物加工業者は輸入トウモロコシに関心を示している。中 国は13日、2度の入札で備蓄分から85万2000トンを売却。落札価 格は1トン当たり平均1730-1864元だった。

アグリソース(シカゴ)の市場担当シニアアナリスト、グレッグ・ ワグナー氏は「中国のトウモロコシ価格は高騰しており、同国政府は価 格上昇を抑制するため在庫を売却している」と指摘。「中国がトウモロ コシ輸入を増やす態勢にあるとの見方は経済的に理にかなっている。今 年の作付け終了か気候要因で生産が脅かされるまで多分そうなることは ないだろう」と述べた。

CBOTのトウモロコシ先物相場7月限は、前日比5.25セント (1.4%)高の1ブッシェル当たり3.685ドル。一時は3.7375ドル と、3月22日以来の高値を付けた。

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