カナダ・ドル:対米ドル等価をさらに超えて上昇、22カ月ぶり高値

14日の外国為替市場でカナダ・ ドルは米ドルに対して、1年10カ月ぶりの高値に上昇。世界的な 株・商品高で成長と連動性の高い通貨の魅力が高まった。

カナダ・ドルは堅調に推移し、今週に入って初めて対米ドルでパ リティー(等価)を突破した。年初来の上昇率は5.4%と、主要16通 貨のパフォーマンスとしてはメキシコ・ペソに次いで2番目に良い。 景気回復の加速やカナダ銀行(中央銀行)が米連邦準備制度理事会(F RB)に先立って利上げを行うとの観測がカナダ・ドルの上昇を促し ている。

モントリオール銀行の主任為替トレーダー、フィラス・アスカリ 氏(トロント在勤)は「市場参加者はカナダ・ドルのロング・ポジシ ョン(買い持ち)を増やしている」と語った。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時41分(日本時間15日午前 5時41分)現在、前日比0.2%高の1米ドル=0.9992カナダ・ドル (1カナダ・ドル=1.0008米ドル)。一時、2008年6月2日以来の高 値となる0.9954カナダ・ドルを付けた。前日は1.0011カナダ・ド ル。

カナダ国債相場は下落。10年物国債(表面利率3.75%、2019 年6月償還)利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇して3.71%。一時、08年11月以来の高水準となる3.72%を 付ける場面もあった。価格は24セント安の100.30カナダ・ドル。 2年物国債利回りも一時1.95%と、やはり08年11月以来で最も高く なった。

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