米JPモルガンの投資銀行部門、人員と報酬の削減で利益を捻出

米銀JPモルガン・チェースの 投資銀行部門は、人員と報酬を削減することで金利収入の減少を補 い、2010年1-3月(第1四半期)の全行の純利益のうち74%を生 み出した。

部門の従業員数は2万4977人となり、前年同期を4%下回った。 報酬は部門全体で29億3000万ドル(約2740億円)と、前年同期の 33億3000万ドルから12%減少した。同行が14日、ウェブサイトで 公表した。従業員1人当たりの平均報酬は11万7227ドルと、前年 同期の12万7381ドルを下回った。

同行のこの日の発表によると、第1四半期は前年同期比55%増 益となり、利益が市場予想を上回った。投資銀行部門の同54%増益 が寄与した。債券トレーディング収入は過去最高水準だったものの、 純金利収入が21%減少し、部門全体では1%の減収となった。

支払い金利と受け取り金利の差である純金利収入は21億3000 万ドルと、08年第1四半期以来の低水準に落ち込んだ。

同収入は08年10-12月(第4四半期)に34億7000万ドルで ピークとなっていた。金融システムの安定に向けて政府が市場金利 の押し下げを図ったことが寄与した。

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