UBS元顧客、脱税めぐる裁判で罪認める-海外口座利用し資産隠す

脱税をめぐり米フロリダ州の連邦 地裁に訴えられていたスイス銀行最大手UBSの元顧客、ポール・ザ クザック被告は13日、有罪を認めた。同被告は海外の秘密口座を使っ て資産を隠し、課税を逃れていた。

テキサス州ウッドランズに住むザクザック被告(55)は法廷で、 2004年の確定申告の際、保有していたUBSの口座を報告せず虚偽の 申告を行ったことを認めた。同被告は、6月22日の判決で最長3年の 禁固刑が言い渡される。保釈金は100万ドル(約9300万円)。

コンサルティング業を営む同被告は、バハマ企業の名前を使って UBSに口座を開設。海外の顧客には、同被告がバハマとスイスで管 理していた口座を通じて代金を振り込むよう指示した。また、経営す る米国内の会社からオフショア会社に支払いを偽装。ロンドンやチュ ーリヒ、バハマにあるUBSの支店で現金を引き出し、米国に持ち込 んだという。

今月15日の確定申告締め切りを前に、米内国歳入庁(IRS)は 海外の口座を利用した脱税の取り締まりを強化している。税犯罪でU BSの元顧客が罪を認めたのは今年に入り3人。昨年は6人だった。

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