中国70都市の不動産価格:3月は過去最大の伸び、11.7%

中国の3月の不動産価格は、過去 最大の伸び率となった。住宅市場のバブルが懸念される中、価格上昇 抑制のための政府の取り組みが機能しておらず、より抜本的な措置が 必要となる可能性があることを示唆している。

中国国家統計局が14日にウェブサイトで公表したデータによれ ば、同国主要70都市の住宅・商業用不動産価格は前年同月比11.7% 上昇した。この統計は2005年に開始された。

野村ホールディングスのアナリスト、李偉烈氏(香港在勤)は統 計発表前、「不動産税の導入があり得る。それにより、潜在的な買い手 の一部は脇に追いやられるだろう」とした上で、「効果がなければ、当 局は追加措置を講じる」との見方を示した。

中国のニュースサイト、シナ・ドット・コムは8日、情報源を明 らかにせずに、当局が住宅購入に不動産税を課す計画を策定し、北京 や上海、重慶、深センで試験運用を始める可能性があると伝えた。上 海市の住宅当局は同日、同市が不動産税について検討するのは「全く 当然のことだ」と説明した。

3月に最も上昇率が大きかったのは、海南省の海口で53.9%。2 位は同省の三亜で52.1%だった。

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