PIMCO:ギリシャ国債の買い「時期尚早」-財政はなお脆弱

ギリシャの財政状態は依然として 脆弱(ぜいじゃく)なままであり、ユーロ圏諸国が支援を表明したも のの、ギリシャ国債購入は「時期尚早」との見方を債券ファンド最大 手、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO) が示している。

PIMCOの新興市場担当共同責任者マイケル・ゴメス氏は、13 日のブルームバーグラジオとのインタビューで、「われわれがギリシャ 国債を買うのは、やや時期尚早である公算が大きい」と述べた。

ギリシャ10年国債のドイツ国債に対するプレミアム(利回り格 差)は今月8日に442ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と 1998年以降で最も拡大した。

ゴメス氏は「ギリシャは一息つく余裕が与えられた。しかし、同 国が直面する基礎的な構造調整は引き続き非常に大掛かりで困難を伴 うものであり、その状況に変化はない」と指摘した。

ギリシャ政府が13日実施した26週間物の政府証券入札は7.67 倍の応札倍率となった。発行利回りは4.55%、発行額は7億8000万 ユーロ(約990億円)に達した。

ゴメス氏は入札について、「規模がなお比較的小さい。ギリシャは 直面する構造改革の課題でなすべき仕事がまだ山のようにある」と語 った。

ギリシャは国債の償還期限到来に伴い、5月末までに116億ユー ロを調達する必要がある。また、年末までにさらに200億ユーロを調 達し、利払いと今年の財政赤字を賄うことが求められる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE