オバマ大統領が核安保の支持取り付けで成果-実行程度が次の課題

オバマ米大統領は自身が議長を務 めた核安全保障サミットで、参加46カ国から、核物質を防護し、テロ リストの手に渡さないとの確約を取り付けた。世界の指導者らがこの 約束をどの程度果たすかが次の課題となる。

ハーバード大学のマシュー・バン准教授ら核問題の専門家は、13 日のサミット閉幕後、記者団に対し、ワシントンで2日間開催された サミットを受けて発表された最終共同声明によって、分離プルトニウ ムと高濃縮ウランの安全管理基準が高まり、分散した核物質関連施設 の集約が進むはずだと語った。

米国の核管理政策のアドバイザーを務めるバン准教授は「今回の サミットは核物質の脅威に対する現状認識を打破するための大きな一 歩となった」と述べ、「今後やらなくてはならない作業は山積している が、それこそが大きな進展を意味している」と語った。

オバマ大統領が主宰し、世界中の首脳級関係者らが参加した核安 保サミットは、4年以内に核物質の安全管理体制を確立するという同 大統領の呼び掛けを支持した。目標期限を定めたことについて同大統 領は、アルカイダなど国際テロ組織が核兵器開発のために窃盗や密売 によって核物質を入手する可能性があるとし、そのことが国際社会の 最大の脅威ととらえていることを明らかにした。

同大統領はサミット閉幕時の記者会見で「米国民、全世界はより 安全になる」と述べた。

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