米ニューバーガー:日本の受託3カ月で15%増-海外分散投資

米独立系資産運用会社4位のニュー バーガー・バーマンのジョージ・ウォーカー最高経営責任者(CEO) は、日本の投資家からの受託増加傾向は今後も続くとの見通しを明らか にした。日本で景気刺激策が一定の効果を示す中、海外への分散投資を 望む年金基金などから資金が集まっているという。

来日中のウォーカーCEOは13日、ブルームバーグ・ニュースの インタビューに応じ、日本での受託額が過去3カ月間で15%増えたと指 摘した上で、「今後も増え続けるだろう」と述べた。同社は金融危機で 経営破たんしたリーマン・ブラザーズから独立したが、その後も海外投 資を求める投資家資金の流入が続いているとしている。

同社は2004年に日本で運用受託に参入。受託残は04年の2億9300 万ドルから09年末は20億2000万ドル、10年3月末には23億3000万 ドル(約2300億円)に増加。顧客は年金基金などで80件ある。受託増 加に伴い東京の人員を2-3人増強する計画。東京を含めシンガポール、 香港などで約50人体制のアジア全体の陣容拡大も検討している。

ウォーカーCEOによると、日本の年金基金は確定利付き資産、グ ローバル株式、中国株式、ヘッジファンドや未公開株ファンドといった オルタナティブ投資などに興味を示しているという。

ニューバーガーは、旧リーマン・ブラザーズが03年に買収。08年 12月にMBO(経営陣による企業買収)により独立した。09年12月末 時点の運用資産残高は1730億ドル(約17兆円)超で10カ国23拠点に 約1600人を配している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE