GLGとライオンハートの元運用者、商品関連株ヘッジファンド設定へ

代替資産管理サービス会社の米G LGパートナーズの元マネジャー、ジェーソン・ワン氏と、ライオンハ ート・アドバイザーズ・グループでアジア向け投資の運用を手掛けてい たサイモン・クワーク氏が、商品関連業界に重点を置く株式ヘッジファ ンドの運用開始を計画している。

イリジウム・アセット・マネジメント(シンガポール)の最高経営 責任者(CEO)を務めるワン氏によると、同社はアジア株のロング・ ショート・ファンドの運用を5月3日に開始する予定。この「イリジウ ム・アルファ・ファンド」は主にアジアの極めて高水準の純資産を保有 する個人から資金を調達。設定から1年以内に資産1億ドル(約93億 円)、運用能力10億ドルを目指す。ロング・ショート・ファンドは、 株価の上昇や下落を見込んだ投資手法を取る。

ワン氏(31)によると、同社はアジアの商品関連企業の株式の「非 効率性」を有効活用することを狙っている。資産規模16億ドルの「マ ーチャント・コモディティー・ファンド」を運用するアイズリング・ア ナリティクス(シンガポール)も2月に、商品や天然資源関連企業に投 資する株式ロング・ショート・ファンドの設定を計画していることを 明らかにした。

ワン氏は12日のインタビューで「商品市場ではファンダメンタル ズ(需給関係)が誰の目にも見えている」と指摘。「アジアの商品関連 株は欧米と比較して非効率性が高い。バイサイドにもセルサイドにもカ バーされている範囲が広くなく、あまり理解されていない」との見方を 示した。イリジウム・アルファ・ファンドの年間リターン(投資収益 率)については、少なくとも15%が達成できれば「満足」と述べた。

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