米ResCap債保証料は低下、欧州資産売却で-CDS取引

【記者:Shannon D. Harrington、Dakin Campbell】

4月13日(ブルームバーグ): 13日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、GMACの住宅金融子会社レジデンシ ャル・キャピタル(ResCap)の社債保証コストが2007年7月以 来の低水準となった。欧州の住宅ローン事業から撤退し、資産を売却 することが好感された。

CMAデータビジョンによると、ResCap債のCDSスプレ ッドは28ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の460bp。 この2日間では92bp低下した。スプレッド低下は通常、投資家心理 の改善を示す。

ResCapの12日の発表資料によると、米フォートレス・イン ベストメント・グループの関連ファンドに売却する資産は、1月1日 からのバランスシートに計上された資産を考慮すると、保有額の約4 割を占める。資産の売却損益は発生しない見込みという。

クレジットサイツのアナリスト、アダム・スティア氏は12日の顧 客向けリポートで、「海外資産を簿価並みの水準で換金できることは、 GMACがResCapの資産を市場清算価格で正確に査定できたと の安心感を与えるものだ」と指摘した。

ResCapはこの日のCDS市場の地合い改善に寄与した。マ ークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標である マークイットCDX北米投資適格指数(シリーズ14)のスプレッドは ニューヨーク時間午後4時32分(日本時間14日午前5時32分)現在、

0.29bp低下の約83.96bpと、5日以来の低水準となった。

ResCapやGMACなどで構成される、北米のジャンク級企 業の社債に関連したマークイットCDX北米ハイイールド指数のプラ イスも額面の約100.3%に上昇し、3月20日の最新シリーズ導入以来 の高水準に達した。

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