米バークシャーの利益率は低下へ、保険事業不振で-バークレイズ

【記者:Andrew Frye】

4月12日(ブルームバーグ): 資産家ウォーレン・バフェット氏 率いる米保険・投資会社バークシャー・ハサウェイは保険部門の収益 減少を受け、来年末まで営業利益ベースの株主資本利益率(ROE) が低下する可能性があると、バークレイズのアナリスト、ジェイ・ゲ ルブ氏は予想している。

ゲルブ氏は12日付リポートで、バークシャーは株主資本に対する 営業利益の割合が昨年の6.3%から今年は5.7%、来年5.3%と、徐々 に低下すると予測した。「競争激化や需要不振、投資収益減少」などが 引き金となり、自動車保険ガイコやゼネラル再保険を含む保険事業の 利益が2011年末まで落ち込む可能性があるという。

バフェット氏はエネルギーや運輸関連の株式保有を拡大すること で、保険事業への依存を縮小してきている。2月には米鉄道会社バー リントン・ノーザン・サンタフェを買収。この20年間に、発電事業を 手掛けるミッドアメリカン・エナジー・ホールディングスや自家用ジ ェット機運営会社ネットジェッツなども傘下に収めた。

ゲルブ氏はバーリントン・ノーザンについて、「事業区分の中で最 も堅調な収益を生み出す」公算が大きいと指摘。ミッドアメリカンや 製造、小売り、金融部門の利益は「ゆっくりと回復する」との見通し を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE