英総選挙:大勢判明は翌日の欧州市場の取引開始後の可能性も

5月6日投票の英総選挙では、翌 7日朝までにすべての開票作業を終えるように-。こう要請していた 同国議員らのキャンペーンは失敗に終わった。これにより、7日の欧 州金融市場で取引が始まる前に選挙結果の大勢が判明しない可能性が 残った。

英選挙管理委員会は12日、投票日の夜から翌朝にかけて開票作 業を行う選挙区が全体の95%になったとの最終結果を公表した。1月 には全体の3分の2にとどまったが、開票の遅れは市場を混乱させか ねないとの苦情を受けて増加した。しかし結局、定数650議席のうち 34議席分の開票は翌日に実施されることになった。

英ノッティンガム大学のフィリップ・コーリー教授(政治学)は インタビューで、「非常に接戦の選挙になれば、翌朝にはまだ結果が分 からないかもしれない」と述べた。

各種世論調査は、今回の総選挙ではいずれの政党も単独過半数を 獲得できないことを示している。通常は翌日午前3時ころまでに判明 する選挙結果が正午まで分からない公算があり、その開票経過によっ て相場の振れ幅が大きくなる可能性がある。

一部選挙区は、自治体による費用節減の必要性や新たな規則など を理由に、開票作業を翌日にした。

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