米マイクロソフト:携帯電話端末「KIN」5月発売-戦略転換示す

米マイクロソフトは12日、ソーシ ャル・ネットワーキング・サービス(SNS)機能に重点を置いた携 帯電話シリーズを発表した。米アップルやグーグルの製品に押し寄せ る十代や若者層の取り込みを狙う。

マイクロソフトの発表資料によれば、携帯電話「KIN(キン)」 シリーズはシャープが製造し、米携帯電話サービス会社ベライゾン・ ワイヤレスが5月に米国市場で発売する。携帯電話部門を統括するロ ビー・バック社長が12日、サンフランシスコで行われたイベントでお 披露目した。

今回投入する携帯電話はマイクロソフトの新たな戦略を示す。同 社はこれまで、ハードウエアの設計自体に深く入り込むことはなく、 端末メーカー向けのソフト開発のみを手掛けてきた。グーグルが端末 メーカーへの基本ソフト(OS)「アンドロイド」の提供に加えて、携 帯電話端末「ネクサス・ワン」の販売を決めたことに追随する動きだ。

マイクロソフトのモバイル・コミュニケーションズ・マーケティ ング・グループのバイスプレジデント、トッド・ピーターズ氏は、将 来的には市場の他のセグメント向けに携帯電話端末ハードウエアを開 発する可能性があると述べた。

バック社長は1月時点で、グーグルがアンドロイドを搭載する端 末のメーカーや携帯事業者を満足させながら、同時に自前の携帯端末 を販売するのは「極めて困難だろう」との見方を示していた。同社長 は、グーグルがネクサス・ワンを自ら販売するのに対し、マイクロソ フトはベライゾンと英携帯電話サービスのボーダフォン・グループに 依頼しており、アプローチが異なると説明した。

KINはドイツ、イタリア、スペイン、英国でもボーダフォンを 通じて今秋発売される。

マイクロソフトの広報担当メリッサ・ハベル氏は、KINの価格 については明らかにしていない。

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