新興市場株:下落-中国の不動産投機抑制観測や根強いギリシャ不安で

12日の新興市場株式相場は下落 し、ベンチマークの指数は1年8カ月ぶりの高値から反落した。中国 が不動産投機抑制策を強化するとの観測や、ユーロ圏による11日の ギリシャ支援計画の合意では債務懸念が緩和されなかったことが背景。

MSCI新興市場指数は2008年7月以来の高値から反落し、ニ ューヨーク時間午後5時(日本時間13日午前6時)現在は0.3%安 の1041.38。中国の不動産市場の過熱懸念から上海総合指数は0.5% 下落した。ブラジルでは鉄鋼株を中心に売られ、ボベスパ指数は1.1% 安。タイのSET指数は3.6%安。バンコクでは治安部隊と反政府デ モ隊との衝突がエスカレートした。

野村アセットマネジメント(香港)のポートフォリオマネジャー、 沈曉敏氏は12日に香港でブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューに応じ、中国の「大都市では、不動産市場は明らかに過熱してい る」と述べ、「中国経済には資金がだぶついている」と指摘した。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の劉明康主席は11日、金 融機関に対し融資リスクに関する報告書を6月末に提出するよう命じ たことを明らかにした。

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