EUのギリシャ支援策、債券投資家の需要喚起には不十分-インベスコ

米資産運用会社インベスコは、欧 州連合(EU)のユーロ圏16カ国が合意したギリシャ支援策について、 同国の国債発行で投資家の需要を再び呼び起こすには不十分だとの見 方を明らかにした。インベスコの運用資産は4230億ドル(約39兆円) 相当。

インベスコのファンドマネジャー、アクセル・ブレイズ氏(フラ ンクフルト在勤)は12日、電話インタビューに応じ、「構造上の問題 は解決していない」と指摘。「主要な問題は、ギリシャ政府が重要な変 革を実施できるか、そしてこうした変革が必要だと国民を説得できる かだ」と説明した。

ユーロ圏16カ国が11日に、市場利回りを下回る貸出金利での最 大450億ユーロ(約5兆7000億円)規模のギリシャ支援策で合意した 後、ギリシャ国債価格は12日に上昇。10年物ギリシャ国債のドイツ 国債に対する上乗せ利回り幅(スプレッド)は50ベーシスポイント(b p、1bp=0.01%)縮小し348bpとなった。8日には442bpと、 1998年以来最大となっていた。

ブレイズ氏は、ユーロ圏の支援策はギリシャにとって危機に対す る「備え」になる可能性はあるものの、取引は依然として「変動性が 高く、これが変わるとは思われない」と述べた。

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