欧州株:下落、ユーラゼオが安い-救済でギリシャ銀行株は高い

欧州株式相場は下落。610億ドル 規模のギリシャ救済計画がまとまったものの、域内全体のソブリン債 務水準が景気回復の妨げになるとの懸念は緩和されなかった。

フランスの投資会社ユーラゼオは値下がり。同社が株主割当増資 による約5億ユーロの調達を検討しているとする仏紙レゼコーの報道 がきっかけ。一方、ギリシャ国立銀行は上昇し、同国株価指数を押し 上げた。UBSも高い。同社の1-3月(第1四半期)決算で利益が ほぼ3年ぶりの水準に拡大したことを好感した。

ストックス欧州600指数は前週末比0.1%安の269.36で引けた。 日中は前週末の終値を挟んでもみ合う展開となった。年初からは

6.1%値上がり。

MFCグローバル・インベストメント・マネジメント(ロンドン) の欧州株式責任者、デービッド・ハシー氏は、「ギリシャはこれまで明 らかに市場の注目材料となってきた」と指摘。「将来を考えると、同様 の状況が年内に起こり得ることを心配せずにはいられない」と述べた。

ユーラゼオが安い

ユーラゼオは4.1%安と、ストックス600指数の構成銘柄では最 も下げがきつい。レゼコーは買収資金として株主割当増資により約5 億ユーロの調達を検討していると報じた。関係者4人を匿名で引用し て伝えたもので、同紙によるとユーラゼオはコメントを避けたという。

ギリシャ国立銀行は5.2%高。指標のアテネ総合指数は3.5%上 昇し、年初からの下落率は6.2%に縮まった。

UBSは3.1%高。同社は1-3月の税引き前利益が少なくと も25億スイス・フラン(約2200億円)になったと発表。債券ト レーディング部門の回復が寄与した。

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