バチスタ氏の持ち株会社が大幅上昇も、胡錦濤国家主席ブラジル訪問で

ブラジルの資産家エイキ・バチス タ氏の持ち株会社の株主は、今週の胡錦濤・中国国家主席のブラジル 訪問の恩恵を受けそうだ。同氏は傘下LLXロジスティカのプロジェ クトへの出資を中国に求めている。

胡主席のブラジル訪問に先立ち、バチスタ氏は3月31日にニュー ヨークで記者団に対し、リオ・デ・ジャネイロのアク港にコンビナー トを建設する同プロジェクトは「中国へのハイウェイ」となり、最大 で500億ドル(約4兆7000億円)規模となることを明らかにした。 中国3位の鉄鋼メーカー、武漢鋼鉄は昨年11月、バチスタ氏傘下の鉱 山会社、MMXミネラサオ・イ・メタリコスに4億ドルを支払い、22% 近い株式を取得した。両社は共同で最大50億ドルを投じ、アク港に製 鉄所を建設する計画も明らかにした。

カナダのオンタリオ州教職員年金基金などが投資先となり、LL X株は過去1年間で4倍に急上昇。同コンビナートには熱電子発電所 やコンクリート施設、自動車工場などが建設される。

LLXやバチスタ氏の石油会社OGXペトロリオ・ガス・パルチ シパソンエスに投資するオンタリオ州教職員年金基金のシニア・バイ スプレジデント、ウェイン・コズン氏(トロント在勤)は「これらの 企業の一部は中国企業か、中国で事業展開を進めている企業となる可 能性がある」との見方を示し、「LLXはブラジル経済の輸出市場の成 長加速を支援する上で極めて良い位置にいる」と続けた。

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