ユーロ圏のギリシャ支援策、世界株価を今後数カ月押し上げも-UBS

多額の債務に苦しむギリシャに対 する欧州の支援計画は、世界の株式相場の上昇を今後数カ月持続させ る可能性がある、との見方をUBSのストラテジスト、デービッド・ キャシディー氏は示した。

ユーロ圏諸国はギリシャの財政危機に歯止めをかけるとともに域 内の信頼回復を図るため、同国に市場金利を下回る条件で最大450億 ユーロ(約5兆7300億円)を融資する包括支援策で合意した。

キャシュディー氏(シドニー在勤)は12日に電話インタビューに 答え、「大きな数字であることは確かだ」と述べ、「市場には今後数カ 月にわたりプラス要因だ」との見方を示した。

MSCI世界指数は2月8日に付けた4カ月ぶりの安値から 13%上昇したものの、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が圧 迫材料となっていた。キャシュディー氏は、ギリシャ支援策が株価を 後押しした場合でも、相場はこのところ上昇していたため、効果は限 定的になる可能性もあると指摘した。

ギリシャ支援策の発表を受け、MSCIアジア太平洋指数は東京 時間午後零時12分現在、0.7%高の128.88を付けており、終値ベース で2008年8月以来の高値となる方向で取引が進んでいる。

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