日本は空港多過ぎ、効率的インフラ整備を-IATA事務総長

業界団体の国際航空運送協会(I ATA)のジョバンニ・ビジニャーニ事務総長は12日、国土交通省で 会見し、日本市場に関して「空港数が多過ぎる」と指摘した。また、 「他国に譲る形でなぜ、みすみす成長機会を逃すのか」と述べ、中国 や韓国などが進める拠点(ハブ)空港の整備に対抗するため、取捨選 択や効率的なインフラ整備が必要との見解を示した。

さらに、日本の航空業界は成熟市場への適切な対応ができていな いと述べ、抜本的な改革が必要と語った。特に、コスト面で効率化を 進め、透明性を高めるべきだと強調した。

ビジニャーニ氏は最近の日本の航空界について、日本航空の会社 更生法の適用申請や、米国との航空自由化(オープンスカイ)協定締 結、羽田・成田国際空港の発着枠拡大などが進展中で、「この10年の 変化は過去30年で最大規模」との認識を示した。

ビジニャーニ氏は同日夕、前原誠司国土交通相を訪ねて会談。そ の後、会談内容に関してブルームバーグに対し、高いとされる空港着 陸料の見直しや日航再建問題などで「いくつかの提案を行い、国交相 からも賛同していただいた」と述べ、「今後は国交相のリーダーシップ の下、日本の航空業界の一層の競争力向上に期待している」と語った。

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