映画先物の市場創設計画、業界団体の反対で検討期間を延長-CFTC

映画の興行収入の先物市場導入に ついて検討している米商品先物取引委員会(CFTC)は、検討期間を 1週間延長した。米国映画協会が興行収入に関する先物の取引は映画業 界に悪影響を与えるとの見解を示したためだ。

CFTCの広報担当者、デービッド・ゲーリー氏はインタビュー で、メディア・デリバティブズが提示した映画の興行収入予想に基づく 市場を創設する案について、16日までは行動を起こさない方針であるこ とを明らかにした。メディア・デリバティブズは、非公開のメディア関 連投資会社ベリアナ・ネットワークスの子会社。

映画業界団体を率いる米国映画協会はCFTCあての書簡で、この ような市場は「操作されやすい賭け」を生み出す可能性があると指摘し た。ともにカリフォルニア州選出のバーバラ・ボクサーとダイアン・フ ァインスタイン民主党上院議員もCFTCあての書簡で認可の延期を要 請した。

メディア・デリバティブズはCFTCに対し、提案する市場は映画 製作業者や撮影スタジオ、映画館の財務リスクを、プレミアムを得る代 わりに「引き受けようとする投機家」に移行させることができると主張 している。

キャンター・フィッツジェラルド傘下のキャンター・フューチャー ズ・エクスチェンジも映画興行収入の先物市場の創設に関して認可を求 めている。

米国先物業協会(FIA)は「真実を上回るものはない。先物市場 はリスク管理の極めて重要なメカニズムであることを実証済みだ。CF TCが真価に基づき、申請について判断するよう望んでいる」との見解 を示した。

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