NY原油(31日):上昇、83ドル台-ドルの対ユーロ下落で

ニューヨーク原油相場は上昇。ド ルの対ユーロ相場が下落したことで商品への投資需要が高まり、1年 5カ月ぶりの高値を付けた。

ドルの対ユーロ相場が過去4営業日のうち3日間で値下がりした ことを背景に、原油はバレル当たり83ドルを上抜いた。ただ、米エネ ルギー省エネルギー情報局(EIA)が週間在庫統計を発表すると、 伸び悩んだ。26日終了週は原油在庫が293万バレル増と、増加幅が予 想を上回ったほか、ガソリン在庫も予想外に増加した。

ワイス・リサーチ(フロリダ州ジュピター)の天然資源アナリス ト、ショーン・ブロドリック氏は「この日の市場では米ドルの動きが 焦点となった」と指摘。「需給要因に注目が集まっていたなら、原油と ガソリン在庫の増加で相場はもっと下げていたはずだ」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前日 比1.39ドル(1.69%)高の1バレル=83.76ドルと、終値ベースで は2008年10月9日以来の高値となった。四半期ベースでは5.5%上 昇。過去1年では69%の値上がりとなっている。

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