英国債:上昇、2年債利回り一時1.14%-景況悪化で低金利継続の観測

英国債相場は上昇。英消費者信 頼感が予想に反して悪化したことで、英国の景気回復が世界に後れ を取るとの見方が強まり、過去最低水準にある政策金利が維持され るとの見方が広がった。

2年債利回りは約4週間ぶり低水準まで1ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)に接近。英調査会社GfK・NOPの30 日発表によると、3月の英消費者信頼感指数はマイナス15と、4カ 月ぶり高水準となった前月のマイナス14から悪化。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト17人の予想中央値はマイナス 13だった。金利先物動向によると、市場では利上げ観測が後退した。 この日の金利先物12月限は2bp低下し1.11%となった。

RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニッ ク・スタメンコビッチ氏は、「景気回復は引き続き低迷しているこ とから、イングランド銀行(英中央銀行)による利上げは早くても 今年第4四半期より後になると考えている」との見方を示し、「こ れが短期債を支えるだろう」と語った。

ロンドン時間午後4時35分現在、2年債利回りは前日比2bp 低下の1.17%。一時は1.14%まで下げ、5日以来の低水準まで1b p未満となった。同国債(表面利率5%、2012年3月償還)価格は

0.04ポイント上げ107.31。10年債利回りは3.95%と、前日から3 bp低下した。

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