PIMCOのグロス氏:債券相場は長期的な弱気相場には入っていない

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用す るビル・グロス氏は、米経済専門局CNBCに対し、債券相場は長期 的な弱気相場に入ってはいないとの見解を示した。

グロス氏は債券相場が最盛期を過ぎた可能性があり、投資家は過 去10年間よりも低いリターン(投資収益率)に慣れる必要があるとの 認識をあらためて表明。債券のリターンについては「期待はできない」 と述べ、過去10年間に見られた8-10%から4-5%に低下すると の予想を示した。

米経済については、インフレはまだ起きていないと指摘。一方で、 長引く雇用低迷や経済活動鈍化の影響で、あらゆる投資資産でリター ンの見込みが低下するとの見方を示した。

グロス氏は「リターンは極めて低い利回りを反映する」と指摘。 「リターンが増えるというよりは、減ると見込むべきだ。経済の民間 部門ではレバレッジの解消が進んでいることを認識する必要がある。 家計消費も従来の水準を下回るだろう。リターンは成長率の鈍化を反 映する見通しだ」と語った。

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