ユーロ圏:3月インフレ率1.5%、予想以上-2月失業率10%

ユーロ圏では3月のインフレ率 が石油値上がりでエコノミスト予想以上に上昇したほか、2月の失業 率は1998年以降で初めて2けたとなった。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)の31日の発表による と、3月のユーロ圏消費者物価指数(速報値)は前年同月比1.5%上 昇。同0.9%上昇だった2月に比べインフレが加速し、2008年12月以 降の大きな伸びを記録した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト 36人を対象とした調査の中央値では、3月のインフレ率は1.1%と見 込まれていた。

同時に発表された2月のユーロ圏失業率は10%に上昇し、1998 年8月以来の高水準となった。ブルームバーグがまとめたエコノミス ト32人の予想中央値とも一致した。

ING銀行(アムステルダム)のシニアエコノミスト、マルティ ン・ファンフリート氏は統計発表前に、「失業増加が潜在的なインフレ 圧力をさらに抑制することから、欧州中央銀行(ECB)には2010 年の大半、金利を据え置く余地があるだろう」と述べた。同氏は失業 率が10年7-12月(下期)に10.5%前後でピークに達すると予想し ている。

ユーロスタットは、3月のインフレ統計の詳細を4月16日に公表 する。

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