中国南西部の干ばつ、しばらく続く可能性も-降雨少なく飲み水が不足

中国水利省は31日、同国南西部 で発生した干ばつについて、しばらく続く可能性があるとの見通しを 示した。

水利省の刘宁次官は31日、テレビ中継された北京での会議で、 「南西部の干ばつ地域では降雨が少なく、有効雨量が十分でなかった」 と指摘。「農地には幾らか潤いをもたらしたかもしれないが、住民の 飲み水不足の解消にはほとんどつながらなかった」と説明した。

刘次官によれば、前回の干ばつよりも倍の2400万人分の水供給が 減少し、約6万4750平方キロの耕作地が被害を受けた。国家治水干ば つ救援本部は26日、同地域を襲った過去100年で最悪の干ばつにより、 470万ヘクタール(約4万6950平方キロ)の作物に被害が出たと発表 した。

刘次官は「大規模で長期にわたる干ばつと戦う準備をする必要が ある」と指摘。同地域は例年5月20日すぎに雨期に入るが、一部では それよりも早くまとまった雨が降る可能性があるという。

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