粗糖相場の「暴落」は止まらず、世界的な豊作で-アナリスト予想

粗糖相場がさらに下落するとの見 方が、アナリストやトレーダーの間で強まっている。世界の2大生産国 であるブラジルとインドで来シーズンが豊作になると予想されるため だ。粗糖相場は1-3月(第1四半期)に四半期ベースとしては1985 年以降で最大の下落率を示す可能性が高い。

ラウンド・アース・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、マ ルセロ・ドレア氏は、ブラジルから大量に供給されるため、粗糖相場が 7月初めまでに16%下落し1ポンド当たり15セントになると予想。米 調査・資産運用会社CPMグループのマーク・ハンセン氏は、年末に 13セントまで下げ、年間ベースの下落率は52%に拡大するとみてい る。

ドレア氏は「粗糖相場は強気シナリオから弱気シナリオに移行して いる」と指摘。「若干調整局面に入る可能性もあるが、20セント台半ば の水準まで上昇する材料は何もない」述べた。

粗糖相場は2月1日に29年ぶりの高値である30.4セントに達し た後、インドやパキスタン、エジプトなどの輸入国の市場での需要が減 退したことから最大47%下落した。ICEフューチャーズUSの5月 限の今月30日終値は0.37セント(2.1%)高の17.88セント。1- 3月に34%下げている。

ハンセン氏は「基本的に相場は暴落している」との見方を示した。

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