中国、4-6月期に人民元の許容変動幅拡大か-UBSの王氏

中国が人民元のドルに対する許容 変動幅を4-6月(第2四半期)に拡大する可能性がある。インフレ 抑制を図るため、元の上昇再開を容認する見込みだ。スイス最大の銀 行UBSが予想した。

UBSのエコノミスト、王濤氏は人民元の変動が中国人民銀行(中 央銀行)によって設定される中心レートの上下最大2%まで容認され る可能性があると予測。従来の変動幅は0.5%。中国は世界的なリセ ッション(景気後退)や貿易縮小から輸出業者を保護するため、2008 年7月以後、元相場を1ドル=6.83元前後で事実上固定させている。

同氏は31日、北京から電話取材に応じ、「変動幅の拡大は、元の 上昇を再開させる上で中国が取り得るすべての選択肢の中で最も可能 性が高い」と指摘。「実現すれば、元相場に市場の需給をより良く反映 させることが可能になる。一回でどの程度の上昇が必要か誰も分から ず、切り上げは1回限りでは実行不可能だ」と説明した。

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