アジア株:下落、買われ過ぎとの懸念で-サムスン電子は逆行高

31日午前のアジア株式相場は下落。 ここ数日間の上げでMSCIアジア太平洋指数が10週間ぶりの高値 を前日付けたことから、企業の業績見通しが過大評価されているとの 懸念で売り優勢となった。

オーストラリアのBHPビリトンは0.8%安と、素材株の下げを 主導。MSCIアジア太平洋指数を構成する業種の中で素材株は過去 5営業日で最高のパフォーマンスをみせていた。韓国のサムスン電子 は2%高。同社の半導体事業が今年の利益目標を1-6月(上期)中 に達成する可能性があると韓国経済新聞が報じたのが手掛かり。米州 の売上高が全体の約28%を占めるキヤノンも高い。円安が輸出業者の 業績の追い風となるとみられている。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時29分現在、前日 比0.2%安の125.68。値上がり銘柄と値下がり銘柄の比率は6対7。 同指数は2月8日に付けた約2カ月ぶりの安値から10%上昇してい た。

日経平均株価の午前終値は前日比33円84銭(0.3%)高の1万 1130円98銭。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE