ラガルド仏財務相:メルケル独政権に圧力-新銀行税や個人消費で

ラガルド仏財務相は31日、ベル リンを訪問し、メルケル内閣の会議に出席する。ドイツの低迷する個 人消費や、金融危機の影響が残る中で導入を目指す新銀行税のドイツ 案をめぐりメルケル内閣と対峙(たいじ)する。

同内閣は新銀行税の暫定案を承認する方向だが、実施方法をめぐ る仏独間の相異は欧州の2大経済国の緊張をさらに高める恐れがある。 ラガルド財務相は2週間前、ドイツの貿易黒字はユーロ圏16カ国の 不均衡の一因だとして、黒字縮小を容認する必要があるだろうと発言。 これに対し独議員らが強く反発した。

仏当局者が30日にパリで記者団に語ったところによれば、銀行 税をめぐりフランスはドイツ案を支持する用意があるものの、ラガル ド財務相はこうした税は米国の支持を取り付ける必要があり、税収は ドイツが望む救済基金ではなく国庫に納めるべきだと主張する公算が 大きい。

ブルームバーグ・ニュースが入手したドイツ案のコピーでは、こ うした基金に納める税は銀行が保有するリスク資産の割合や金融シス テムにおける「連結性」に応じて設定される。同当局者によれば、仏 政府はリスクを基準に金融業界に課税する制度を支持している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE