OPEC:3月産油量、1年2カ月ぶりの高水準から減少

ブルームバーグ・ニュースの調査 によると、石油輸出国機構(OPEC)の3月の生産は1年2カ月ぶり の高水準から減少した。イラクの減産が主因。

OPECの産油量は3万バレル(0.1%)減の日量平均2920万 5000バレル。イラクを除く生産目標を設定されているOPEC加盟 国の産油量は5万5000バレル増の2684万バレルで、2008年12月 以来の高水準となった。生産目標を199万5000バレル上回っている。

OPECは09年1月から420万バレル減産し生産目標を2484万 5000バレルとしている。3月17日の総会では生産目標を据え置いた。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ (マサチューセッツ州ウィンチェスター)のマイケル・リンチ社長は 「原油価格が82ドル近辺では大幅に減産することは難しくなる」と述 べた。

3月のOPEC加盟11カ国の生産目標順守率は53%と、2月の 54%から低下した。全11カ国が生産目標を上回っている。

エナジー・セキュリティー・アナリシス(マサチューセッツ州ウェ イクフィールド)の原油市場ディレクター、リック・ミュラー氏は「O PECは原油価格が1バレル当たり85ドルに向かうようだと神経質に なる。価格が大幅に上がると考えれば増産をためらわないだろう。生産 目標は徐々に守られなくなっている」と語った。

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