G20は通貨政策で協調を、均衡ある経済成長目指し-5カ国首脳が書簡

オバマ米大統領ら20カ国・地 域(G20)に参加する5カ国の首脳は、均衡ある世界経済成長の実 現に向け取り組む際には通貨も考慮すべきだとの見解を表明した。 中国に対する国際圧力の高まりを予感させる声明だ。

オバマ米大統領と韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領、ブ ラウン英首相、カナダのハーパー首相、サルコジ仏大統領はG20首 脳にあてた共同書簡で、「われわれの財政と金融、外国為替、貿易、 構造政策が力強く、持続可能でバランスのとれた成長と調和するよ う、協調的戦略を策定し協力する必要がある」と訴えた。

米政府などが30日発表したこの書簡は「国際社会との一層の協 力を通じてこれらの目標に貢献することが各国、各地域の利益にな る」と強調した。

G20は2008年11月以降3回開いた首脳会議で通貨を避けた議 論を行ってきたが、今年は焦点がシフトする可能性もある。米欧当 局者の間では中国人民元の過小評価で中国輸出業者が貿易上優位と なっており、資産バブルを助長しているとの批判が一段と強まって いるためだ。

今年のG20首脳会議は6月にカナダで、11月に韓国で開催され る予定。4月にワシントンで開かれるIMF・世銀合同開発委員会 に合わせ、G20参加国の財務相と中央銀行総裁が会合する。

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