NY原油(30日):ほぼ変わらず、米経済統計を好感もドル高が圧迫

ニューヨーク原油相場はほぼ変 わらず。この日の経済統計で世界最大のエネルギー消費国である米 国の成長加速が示された一方、外国為替市場ではドルが対ユーロで 上昇した。

ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ (マサチューセッツ州ウィンチェスター)のマイケル・リンチ社長 は、「ここしばらくの間、米国の経済統計は比較的良好な内容を示 している」と述べた上で、「市場のファンダメンタルズは変わって いない。経済ニュースも今のレンジを抜け出せるほどの力強さはな い」と指摘した。

朝方の経済統計で、全米20都市での住宅価格上昇と消費者信頼感 指数の上昇が示されると、原油相場は一時0.7%高まで買い進まれた。 外国為替市場ではドルが上昇、代替投資としての商品の魅力が損な われた。原油相場は昨年10月以降、バレル当たり68-84ドル圏内 を推移している。今月では78.06-83.16ドルのレンジにとどまって いる。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前 日比20セント(0.24%)高の1バレル=82.37ドルで取引を終了し た。終値では3月17日以来の高値。年初来では3.8%上昇した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE