ボルカー元FRB議長:金融規制改革法案、議会通過を「非常に楽観」

ボルカー元米連邦準備制度理事 会(FRB)議長は30日、金融規制改革法案について、オバマ大統 領が提案した内容に沿って、今年中に議会を通過することを「非常 に楽観している」と語った。

ボルカー元議長はワシントンのピーターソン国際経済研究所で 講演し、法案の議会通過について「1、2カ月前よりも楽観してい る」と述べた。同氏はオバマ政権の経済回復諮問会議の議長。

ボルカー氏はホワイトハウスに対し、銀行の自己勘定取引を禁 止する、いわゆる「ボルカー・ルール」を盛り込むよう説得した。 この日の講演では、法案が上院の銀行委員会を通過したことを指摘 した。

さらに「ワシントンの敵意に満ちた政治的ムードを考えると、 何事にも楽観的になるのは困難だ。しかし、合意の見込みはあると 考えている」と発言。法案の最終案は「それなりに良い内容になる だろう」と述べた。

ボルカールールは金融規制改革法案の中でも最も議論を呼んで いる部分。自己勘定取引の禁止に加え、銀行や銀行持ち株会社、そ の子会社にヘッジファンドやプライベート・エクイティ(PE、未 公開株)投資会社への投資や、こうした会社の保有を禁じている。

ボルカー氏(82)は1979-87年にFRB議長を務めていた。そ れ以前はニューヨーク連銀の総裁だったこともある。

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