英国の10-12月GDP確定値、前期比0.4%増-上方修正

英国の2009年10-12月(第4四 半期)国内総生産(GDP)は、先に発表された改定値から上方修正 され、英経済がより速いペースでリセッション(景気後退)から脱し たことが示された。総選挙を目前に控えたブラウン労働党政権にとっ ては追い風。

英政府統計局(ONS)が30日発表した昨年10-12月期のGD P確定値は前期比0.4%増となった。先月26日公表の改定値は0.3% 増だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト28人の調査では中 央値は、0.3%増が見込まれていた。

ブラウン首相は6月までに行われる総選挙で野党・保守党による 過半数獲得の阻止に向け、景気回復に期待している。与党・労働党に 対する保守党のリードは縮小。保守党が年内に支出削減を始めること を提案しているのに対し、ブラウン政権は英国を再びリセッションに 陥らせるものだと反論している。

BNPパリバのエコノミスト、アラン・クラーク氏(ロンドン在 勤)は統計発表前のインタビューで、「英経済は拡大しており、ブラウ ン首相への追い風だ。1-3月(第1四半期)に若干のリスクがある が、回復するだろう」と語った。

ONSによると、サービスと建設、農業の生産が小幅上昇修正さ れたため、10-12月期のGDPも上方修正された。GDP寄与度は、 総固定資本形成が0.3ポイント、政府支出と家計支出はそれぞれ0.2 ポイントとなっている。

-- Editor: Andrew Atkinson

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: ロンドン 藤森英明 Hideharu Fujimori +44-20-7673-2178 hfujimori@bloomberg.net   Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Svenja O’Donnell in London at +44-20-7673-2287 or sodonnell@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: John Fraher at +44-20-7673-2058 or jfraher@bloomberg.net

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