新日鉄社長:鉄鋼価格で暫定合意-価格転嫁に理解求める

新日本製鉄の宗岡正二社長(日本 鉄鋼連盟会長)は30日、日本鉄鋼連盟の定例記者会見で、新日鉄とブ ラジルの資源大手ヴァーレとの2010年度の4-6月期分の鉄鉱石価格 交渉で「暫定価格を決めたのは事実だ」と述べた。

会見で宗岡氏は、7月以降の価格決定方式については未定だとし た上で、「(鋼材の)顧客への影響を考えると値決めは年次ごとのベン チマーク方式で決めるのがあるべき姿だ」と強調した。

鉄鉱石や石炭など原料価格の上昇については「努力して吸収する が、それを超える部分は広く浅く国民全体で受け止めていただきたい」 と述べ、原料高を鋼材価格に転嫁せざるを得ないとの認識を示した。

30日付の鉄鋼新聞の報道によると、新日鉄と韓国ポスコは29日、 鉄鉱石の10年度価格交渉で、ヴァーレと4-6月積みの暫定価格を09 年度に比べ90%程度高い1トン当たり100-110ドルとすることで合 意したという。

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