東洋電機製造株が大幅高、中国で地下鉄用電機品を受注との報道

電車用駆動装置の製造大手、東洋 電機製造の株価が大幅高。中国で開通予定の地下鉄の車両向けに、モー ターや制御装置などの電機品を受注したと一部で報じられ、収益拡大期 待から買いが優勢となっている。

午前終値は前日比7%高の677円。一時は前日比7.4%高の680円 まで上げ、1月29日以来の高値を更新。出来高は70万7000株と、前 日(16万9000株)をすでに大きく上回っている。

30日付の日本経済新聞朝刊の報道によると、同社は2012年後半に 四川省で開業予定の「成都地下鉄2号線」向けに、138両の車両に組み 込むモーターや制御・駆動装置などをまず約30億円で受注し、10年末 から順次納入するという。

同社の下高原博執行役員企画部長によると、日本の首都圏の車両数 は約2万両。一方、中国は北京2000両、上海2000両程度。「中国市場 の需要は高い」と同氏は述べ、同国での事業拡大に期待感を示した。同 社では、報道内容に関してHPで公表する予定としている。

会社側が昨年7月に発表した中期経営計画によると、12年5月期 に連結売上高420億円、海外比率は30%を目標としている。09年5月 期の実績は332億2600万円、海外比率は12.7%(ブルームバーグデー タ)だった。

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