ブラジル大統領:インフラ整備に81.9兆円投じる計画を発表

ブラジルのルラ大統領は29日、 インフラ整備に計8860億ドル(約81兆9000億円)を投じる計画 を発表した。同計画は、10月の大統領選挙で与党が勝利した場合、 ルラ大統領の後継候補のルセフ官房長官の公約ということになる。

マンテガ財務相によれば、ルラ大統領の「成長加速プログラム (PAC)」の第2段階に位置付けられる同計画は、中南米最大規 模のブラジル経済が2014年まで平均5.5%成長を維持するのを支 えることになる。同計画は、11-14年に官民合わせて9590億レア ル(約49兆4000億円)、その後に6320億レアルを投資する内容 だという。

ルラ大統領は、閣僚も参加したセレモニーで同計画「PAC2」 を発表した。世論調査でルセフ官房長官の支持率は、セラ・サンパ ウロ州知事に次ぐ2位となっている。

政治コンサルタント会社アウグリウム・コンスルトリアのパー トナー、ボリバル・ラモウニエ氏は「これは純粋に政治的な動きだ」 と指摘。「政府は、この発表がもたらし得る政治的利益を評価する 調査を事前に行ったと思う。さもなければこれほど大々的に発表し なかったろう」と説明した。

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